髪の毛は皮膚の一部

髪の毛と皮膚の考え方

髪の毛

 

髪の毛というと、「どんな色に染めようか」とか「どのくらいの長さが似合うかな…」とか、オシャレの一部としての要素が大きいです。ただ、最近では、健康のバロメーターとして考えることができるという主張が増え、「健康状態がわかるもの」という認識が大きくなっているようです。

 

髪の毛の主成分は皮膚とナジ「ケラチン」からできていて、毛根にある細胞が皮膚の中のケラチンを取り込み、細胞分裂をして髪の毛が伸びるということからもわかります。毛髪の生成に関係してくるのは、あくまで皮膚の中にある毛根部というわけです。目に見える髪の毛は切っても痛くないので、死んだ細胞と言えるわけですが、それでも毛根部とつながっていることから、そこから健康状態が分かるという仕組みです。

 

具体的な症状

では、具体的にどのような症状が出てくるのでしょうか。症状と言っても病気になるわけでもなく、普段から私達が感じていることがほとんどです。例えば、最近髪の毛にハリがなくなった…とか、パサパサしてるとか、白髪が増えてきたと言った症状です。

 

これらの症状が出てくると、髪の毛の問題だけだと思ってしまいがち。そして、それを改善しようとします。髪の毛にハリがなくなってきたら、トリートメントを変えようとしたり、白髪が増えてきたら染めようとしたり…。根本的な改善になるかどうかは別として、身体本体に何らかの異常があるかも…ということは思わないのが普通です。

 

髪の毛のもうひとつの役割

髪の毛の役割の1つに「頭皮を守ること」が挙げられます。例えば紫外線。肌にシミを作る原因としても有名ですが、髪の毛がなく紫外線を浴びてしまった場合、皮膚病などの疾患になる可能性もあると言われています。

 

ただ、体の内側のことを考えると、髪の毛には、血液中の毒素(有害重金属など)を排出するという役割があります。実際に、髪の毛から水銀濃度や有害ミネラルの量を検出することもできるのだとか…。それは、すなわち体の中がどのくらい汚れているかを知ることができるということになります。

 

髪の毛を調べることによって、有害物質の量がわかるわけですから、体の健康状態もわかるというわけです。最新の科学検査…と言いたいところですが、実は海外では数十年以上にわかり分析をすることが習慣づいているのだとか…。髪の毛が伸びる速さは一ヶ月に1センチほど。つまり、毛根から何センチのところを調べるかで、それ以前の健康状態がわかるという仕組みです。

 

まぁ、私たちが普段の生活を送る上で、そのような検査を受ける機会など滅多にありません。受けようと思っても、どこで受ければいいのかわからない状況。ただ、髪の毛が傷んできたり、白髪が増えてきたら、髪の毛のケアだけではなく、日頃の生活を振り返る必要があるのかもしれません。