髪の毛の元気

髪の毛の元気…原因と対策

 

髪の毛のトラブルは、薄毛や抜け毛など、目に見える大きな問題だけとは限りません。また、髪の毛は私達が思っている以上に多くの役割をこなしています。十万本単位の数で生えているのが髪の毛…なので、小さな変化があっても気づきにくいのですが、ある日髪が痩せているように感じたり、細くなっている「気がする」ことがあります。また、髪型が上手く決まらないと感じることも、頭皮トラブルが起ころうとしているちょっとしたサインだったりすることもあります。特に、女性の場合には、頭皮の問題が広範囲に及ぶケースが多いので、このような兆候が見られる傾向にあります。

 

髪の毛が痩せるという感じ。体重と違って、明確な数値をはかることもありませんが、まさにこのように感じることは珍しくありません。この時、頭皮で何が起こっているのかというと、「密度の減少」です。1つの毛穴から生えている髪の毛は1本とは限りません。というよりも、普通は3、4本の髪が生えています。そして、それぞれが互いに支えあっているようなイメージ。なので、髪が不自然に寝てしまうこともなく、スタイリングもしやすいですし、十分なボリュームを感じることができるわけです。

 

頭皮が正常なものではなくなると、この毛の量が減ってきます。1つの毛穴から1本しか毛が生えていなければ、支え合うことができなくなるわけですから、自然と髪型もつぶれたような印象になってしまいます。それに加え、ヘアサイクルが乱れ、髪の毛が細くなったり、短いままで成長しきれないものがでてきてしまうと、髪の毛全体が弱々しいものになってしまいます。

 

この場合に必要なのが、頭皮デトックスです。まずは、頭皮を清潔にすること。そして、十分な栄養を届ける必要が出てきます。ヘアサイクルは短期間で改善させることは難しいですが、早めに対処を始めて長期的な目線で改善しようとすれば、年齢を重ねても健康な髪の毛を維持することは難しいものではなくなります。

 

精神的な影響|ストレスと髪の毛

髪のトラブルの影響は外部的な要因が大きいようなイメージがあります。それは、ベタついたり、臭いがしたりと、目に見えるもの、鼻で感じるものなどが多いからではないでしょうか。ただ、ケアをするときには、精神的な影響についても気にする考えておく必要があります。具体的にはストレスへの対応です。

 

抜け毛や薄毛の原因として、外部的な要因と共に、精神的なストレスも必ずと言っていいほど挙げられる要因の一つです。仕事や家庭・人間関係とストレスを招く原因は、日々の生活の色々な所に転がっているわけですが、それらと上手く付き合うことが、健康な頭皮・髪の毛を手に入れるためには必要不可欠ということです。

 

最近は、若い人の髪の問題も聞くようになりました。まだ白髪の心配をする必要もない20代はもちろんのこと、下手をすると中学生や高校生にも症状があらわれることがあるそうです。年をとったから薄毛になる…年齢を重ねて女性ホルモンが減ってきたから髪のトラブルを抱える…。原因は色々ありますが、若い内から髪の問題を抱えるのは、加齢という原因では説明できません。つまりは、精神的な影響…ストレスが関係しているということです。

 

例えば、大学を卒業して就職した20代の人が、社会人になって仕事を始めたことで、急激な環境変化に耐えられずそれがストレスになったり、中学生や高校生が受験のストレスで髪のトラブルを抱えてしまったり…。最近は、小学校の頃から受験対策をすることも珍しくないので、子供だからと言ってストレスを感じないとは限らないわけです。もちろん、大人の場合でもストレスによって影響が出る場合があります。

 

ストレスによる髪の毛の具体的な弊害

ストレスによって抜け毛などの髪のトラブルが増える理由…それは、自律神経と関係しています。
過度のストレスというのは、交感神経のバランスを乱して、交感神経を不必要に高ぶらせます。交感神経というのは、血管を収縮させる・緊張を促すなどの作用をもたらします。そして、それは頭皮や頭髪にも影響を与えます。

 

問題は、交感神経の高ぶりが「不必要なもので、回数が多いこと」です。血管が収縮すると、毛根は栄養を吸収できなくなってしまいます。それは、髪の毛を作る毛母細胞に栄養を届けることができないことを意味します。つまり、髪を育てる栄養を口から摂取しても、それを髪の毛に届けることができず、正常なヘアサイクルを維持することの妨げになってしまうわけです。また、血液の循環も悪くなるため、頭皮の血行不良を起こし頭皮が固くなります。

 

このような時にはマッサージが効果的。美容院に行くとマッサージをしてくれて、その時はリフレッシュした気分になりますが、やっぱり頭皮を柔らかくするためのマッサージは効果的なのです。ストレスを軽減するのは難しいことではありますが、ケアをすることは可能です。日々の生活で少しずつでも取り入れていくと、髪のトラブルが減る可能性が高まります。