ヘアサイクル

ヘアサイクルを正常に保つために

ヘアサイクル

 

頭皮の健康を考えるということは、ヘアサイクルを正しくして抜け毛などのトラブルを改善したり予防することにつながります。毛髪は体内バランスの良しあしを反映することで成長します。成長速度は1日に0.3ミリほど、1か月に換算すると1cmというのが平均的な数字です。

 

その間、目には見えませんが、頭皮の下では新陳代謝が繰り返されています。人間の髪の毛は平均して10万本と言われていますが、当然のことながら全てが同じ状態というわけではありません。伸び盛りの髪の毛もあれば、休眠している髪の毛もあります。個々のスピードで成長しながら数年ごとに生え変わっているというわけです。

 

髪の毛にも寿命があります。頭部にはたくさんの髪の毛がありますが、その8割から9割が成長期、残りが休止期であるといわれています。髪の状態はいくつかの期間に分かれます。成長期と、後退期・休止期です。休止期をぬけると髪の毛は抜け落ちて、その下から新しい毛髪が誕生します。これらのサイクルをよく「ヘアサイクル」というのですが、抜け落ちることが正常なサイクルの元に抜け落ちているのか、それとも何らかの影響を受けて抜け落ちているのかで、毛髪の状況は変わってきます。つまり、後者の場合は本来は抜け落ちるはずのなかったものなので、このようなことを繰り返していると抜け毛が増え、薄毛の心配も出てくるというわけです。

 

ヘアサイクルの乱れ

ヘアサイクルが乱れると、本来の髪の毛の寿命を全うすることができなくなります。その原因は加齢や成長ホルモンの乱れなどです。一見、髪の毛とは関係ないように思うかもしれませんが、これらの影響を受けると、髪の毛は十分に成長できなくなります。早い時期に退行期に入り、その後休止期に移行します。つまり、抜け毛の量が増えるということになるわけです。

 

専門機関に行って調べてもらうと、成長しきれなかった細い毛が多くみられることがわかります。抜け毛の量が、1日100本以上になる場合には要注意と言われるのはこのためです。

 

頭皮のケアをする必要性

ただし、このような問題でも、頭皮のケアをしっかりとすることができれば、改善できる可能性はあります。毛穴の成長を妨げている汚れを取り除き、頭皮の血行を良くすることで、ヘアサイクルを元に戻すことが可能になるからです。栄養状態がよくなれば、髪も正しいサイクルで成長を始めるというわけです。

 

髪の毛は体の状態を反映するものと言われています。つまり、髪の毛に何らかのトラブルがあるということは、対処が必要であるというサインとも言えます。最近は、女性用の育毛剤も売り出されるようになっています。髪のトラブルと言えば、薄毛や抜け毛で男性が持つイメージが強かったのですが、それも変わってきているということです。実際に、色々な研究機関のデータでも、女性が薄毛や抜け毛の悩みを抱えているケースが多いことがわかっています。

 

ただ、女性と男性で持っている悩みの種類は異なります。男性は一か所が集中的に薄くなる傾向が強いのに対し、女性の場合、全体的に髪の毛が薄くなるケースが多いとされています。とはいえ、髪の毛にボリュームがなくなりますし、抜け毛も気になります。分け目を作っている人は特に目立つので好きな髪形にすることもままならない状況になります。また、髪の毛があればいいという問題でもなく、コシがなかったり、白髪が多い・ツヤがなかったりという状況も珍しくありません。

 

男性の薄毛の悩み

  • 一か所、もしくは数か所で集中する傾向にある

 

女性の薄毛の悩み

  • 全体的に薄くなる傾向がある

→そのため、ヘアスタイルに困ったりすることも多い

 

まぁ、男女ともに髪の毛のことで悩むという点では同じかもしれませんが、近年女性の髪の悩みが増加していることは、変化の兆しとして認識しておいた方がよいのかもしれません。

 

ただ、「髪は女性の命」と言われるように、女性の髪の毛への関心は高いものがあります。よりキレイにするために、色々なシャンプーやトリートメントが売られていて、ヘッドスパなども話題になっているわけです。これらは、よりプラスに傾けるための方法。しかし、薄毛などの問題は明らかにマイナスになることです。つまり、マイナス要素を不安にしなければならなくなるということで、そのケアは色々と大変になるでしょう。気にしているということは、それだけ問題や症状に気づくのも早くなるので、決して悪いことではありません。ただ、その時に素早く対処できるかが、重要なポイントになります。

 

女性の髪の毛を取り巻く問題

男女共に髪の問題を抱えているにも関わらず、女性の髪の問題が取り上げられる機会が多いような気がします。その理由は、女性のライフスタイルが近年変化していることが影響しているのではないでしょうか。

 

特に、社会進出が進み、会社で働くようになった女性が増えたことは大きな変化だと言えます。その分、職場で人間関係や職務上のストレスが増え、生活が不規則になっているということです。その分、家庭のことが楽になったかといえば、それほどでもありません。負担が増えることによって、女性の髪を取り巻く問題も変わってきているということです。

 

  • 加齢と女性ホルモンの乱れ
  • ストレス
  • 夜型の生活
  • 貧血
  • 喫煙
  • ヘアカラーやパーマなどの髪への直接的な負担

 

以上のような要因もあって、女性の髪のトラブルは増えています。髪の毛が少ないと感じたり、抜け毛が多いと感じている女性は多く、その平均は38歳・39歳頃なんだそうです。

 

普段使うものにも気を遣うべき

シャンプー

 

このような形で、普通に生活をしているつもりが、実は髪の毛に良くない影響を与えていたということは多々あります。よかれと思っていていたことが、実は髪の毛にマイナス…なんてことになったら損以外の何者でもありません。髪の毛の悩みは、年齢を重ねていくごとに深くなる傾向にあります。

 

それは、上記のような、「髪の毛に良くない」生活習慣に直面することが多く、また、長い間蓄積された弊害が目に見える形でやってきたとも言えます。例えば、白髪染めにしても、髪のダメージが強い一般的なものを使うのではなく、少しでも髪のことを考えた対処が必要とされます。

 

今後、この平均年齢がさらに低年齢化する可能性もありますが、いずれにしても頭皮環境を気にする習慣を普段から身につけて置きたいものです。

 

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